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ドライマウスは治療の必要ない?すぐできる口臭・歯周病・虫歯の予防・対処法!

ドライマウスは治療の必要ない?すぐできる口臭・歯周病・虫歯の予防・対処法!

口が渇いて食事がしにくい、口の中がネバネバするなどの症状がある人はドライマウスかもしれません。

ドライマウスは唾液が少なくなることで、口膣乾燥症(こうくうかんそうしょう)といわれる病気です。

目が乾くドライアイは有名ですが、実はドライマウスも日本国内で800万人から3000万人いると推定されています。

自分であまり気づくことはなく、歯医者で指摘されることが多い病気です。

今回はドライマウスの原因と症状、治療法についてお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

ドライマウスとは

ドライマウスは薬や病気などの病気によって唾液が減ることです。

ドライマウスになると食べにくい、話しにくい、口の中がネバネバするなどの症状がでます。

また、唾液が減ることによって今まで唾液が防御していた免疫機能が失われ、虫歯が増えたり、風邪をひきやすくなります。

ドライマウスのセルフチェック

ガムを噛みながら出てきた唾液を全て計量器かメスシリンダーに5分間出してください。

出した唾液の量が5ml以下ならばドライマウスの可能性があります。

ドライマウスの主な原因

薬による副作用が原因

服薬大国といわれる日本では病院で多くの薬が出され、この薬の副作用によってドライマウスになることがあります。

高血圧の薬、花粉症の薬、精神疾患の薬などの薬がドライマウスを引き起こす原因になることがあります。薬をのみ始めて急に口が渇くようになった人は薬が原因の可能性があります。

対策

内科的な薬の場合、どうしても必要なこともあります。

主治医と相談の上、薬を減らしたり、変えたりすることが可能かどうか相談する必要があります。

噛む回数が少ない、噛む力が弱いことが原因

唾液は噛むことによって唾液を出す唾液腺が刺激され、唾液腺の周りの筋肉が働き唾液腺から唾液を押し出します。

また、いつも唾液の量が少ないと唾液腺の機能が衰え、唾液を出す能力も低下します。

対策

食事の際、よく噛むことを心がけます。

食事の時間が長く取れない方は食事にガムを噛むなどをし、常に唾液を出すようにして唾液腺を活性化させます。

緊張による心理的な原因

緊張すると喉が渇きますよね。

これは交感神経(こうかんしんけい)が優位に働き、唾液が出るのを抑えます。

リラックスすると副交感神経(ふくこうかんしんけい)が優位に働き、唾液が多くなります。

一時的な緊張であれば特に問題はありませんが、常にストレスで緊張状態だとドライマウスになります。

対策

ストレスをうまくコントロールするようにしてください。

趣味やスポーツなどリラックスする時間を作り、副交感神経を優位に働かせることによって唾液が多く出ます。

口呼吸による原因

口呼吸をする方は常に口が乾燥し、ドライマウスになります。通常、呼吸は鼻で行います。

鼻呼吸では空気は鼻から入り、鼻の中の湿った粘膜の空洞である副鼻腔(ふくびくう)を通ります。

副鼻腔は多くの壁に仕切られ乾燥しにくい状態になっています。

口呼吸の方は口の中の粘膜が呼吸によって直接、乾燥してしまうためにドライマウスになります。

対策

口呼吸の方は鼻呼吸トレーニングをすることによって、口呼吸から鼻呼吸へと変えていきます。

一部の歯科医院では矯正治療と一緒にトレーニングやマウスピースを使った方法で鼻呼吸トレーニングをしています。

また、寝ている時に少しマスクを湿らせて使うこともあります。

シェーグレン症候群による原因

シェーグレン症候群とは自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)の一つで、自分の体の一部を自分の免疫細胞(めんえきさいぼう)が攻撃してしまう病気です。

中高年の女性に多く、日本では約50万人いるといわれています。

シェーグレン症候群の方はドライマウスだけではなく、ドライアイや関節リュウマチなども一緒に現れる病気です。

対策

シェーグレン症候群の原因は解明されていません。

歯科では人口唾液などを使って唾液が出ないことによる、歯や歯茎、舌などの症状を軽減するようにします。

放射線治療による後遺症

近年は少なくなっていますが、癌などによって頭や首などの近くに放射線治療を行った場合に、唾液を出す唾液腺(だえきせん)が破壊されドライマウスになることがあります。

対策

壊れてしまった唾液腺を回復することは難しく、人口唾液などで対応します。

ドライマウスによって起こる症状

虫歯になりやすい

ドライマウスになると虫歯が多くできます。

特に歯と歯茎の境目の虫歯が多くなります。歯は食事の際、表面が溶けます。

その後唾液の中のリン酸やカルシウムによって元に戻る再石灰化(さいせっかいか)が行われます。

ドライマウスになるとこの再石灰化が行われなくなるので虫歯が増えます。

歯周病になりやすい

ドライマウスになると体の抵抗力が下がり、歯周病が進行しやすくなります。

歯茎は唾液に濡らされていることによって、抵抗力を維持しています。

また、歯周病菌は唾液の中の成分によって、活動を抑えられています。

ドライマウスになると細菌が活発になり、歯茎が腫れ歯周病が進行します。

舌が赤くなって痛い

舌は唾液によって膜を作り保護されています。ドライマウスになると舌が乾燥し、直接固い歯とこすられ舌が炎症を起こし、赤く腫れて痛みが出ます。

口内炎ができやすい

歯茎や頬の粘膜は唾液によって保護されています。

ドライマウスになると食べ物や歯などが直接粘膜にあたり、傷つき口内炎になります。

また、できた口内炎も治りが悪くなります。

舌や歯茎がピリピリと痛みが出る

口の中は細菌が多い場所です。

唾液によってこの細菌の活動が抑えられています。

ドライマウスになると細菌が活発になり、普段は唾液によって抑えられているカビ菌(カンジタ菌)が増え、舌や歯茎に痛みが出ることがあります。

物が飲み込みにくくなる

食事の際唾液によって食べた物を消化したり、食べた物を飲み込みやすくする食塊(しょっかい)を作ったりして、スムーズに飲み込めるようにします。

ドライマウスになると食べ物がうまく飲み込めず喉に残るような感じや、水分と一緒に飲み込まないと最後まで飲み込めないことがあります。

口臭がでる

口臭は主に舌の上の白い部分の舌苔(ぜったい)で作られます。

ドライマウスになると唾液によって舌苔が洗い流されず、また舌苔が乾燥し、舌にこびりついて取りにくくなり口臭が強くなります。

味覚障害

舌の表面には味覚をつかさどる味蕾細胞(みらいさいぼう)という物があります。

ドライマウスになると舌が炎症を起こし、味蕾細胞が働かなくなり味覚障害が起こります。

また、味覚障害は亜鉛不足によっても起こることがあります。

ドライマウスの治療法

マウスピース、閉口テープ、マスクなどで夜間の乾燥を防ぐ

夜間のドライマウスを防ぐためにマウスピースや閉口テープ(通販等で購入可能)、マスク(少し湿らす)を使います。

応急的な処置ですが、徐々に口呼吸から鼻呼吸に変えることによってドライマウスが改善します。

カフェイン、アルコール、ニコチンを減らす

カフェインやアルコール、ニコチンは利尿作用があり、体の脱水状態になりドライマウスを引き起こします。取りすぎには注意が必要です。

水分を多くとる

成人の人間は1日2~2.5Lの水分補給が必要です。

ダイエットなどで水分や食物の制限を行うとドライマウスになることがあります。

過度な栄養を摂ることが重要です。

よく噛む

よく噛むことで唾液腺が刺激されドライマウスが改善します。

特に入れ歯や噛む部分が少ない方は唾液が少なくなり、ドライマウスになりやすくなります。年齢に応じた噛む機能の改善が必要です。

唾液腺マッサージ

積極的に唾液腺をマッサージすることによってドライマウスを改善します。

大きな唾液腺が耳の前や顎の内側にあり、そこをマッサージすることによって唾液腺が刺激され、唾液が多く出ます。

薬の変更や量を減らす

薬の副作用によってドライマウスが引き起こされている場合は、薬の変更や量を減らすことによって改善します。

ただし、全身的な病気のために薬が必要な場合も多く主治医とよく相談する必要があります。

糖尿病や腎臓病など内科的な治療を行う

甲状腺機能亢進症、糖尿病、腎臓病、肝硬変などによってドライマウスが起こることがあります。

このような病気の治療を行ったり、コントロールされることによってドライマウスが改善されることがあります。

シェーグレン症候群や膠原病などは対症療法

このような自己免疫疾患の場合は原因が解明されていないために、根本的な治療は難しくなります。

そのため人口唾液等を使って症状を抑えていく必要があります。

まとめ

ドライマウスは自分自身では気づかずに進行していたり、薬によって急にドライマウスになって、虫歯が増えたりします。

ドライマウスから体の異常が発見されることもあるので、心配な方はかかりつけの歯医者で相談してみてください。

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